What's 有機農業?

 土曜日の、子どもたちへの見学会(?)で、反省したこと。

 「有機農業」の説明がイマイチだったこと。

 そこで改めて、私たちが目指している「有機農業」をきちんとした
言葉にしてみました。

画像


① 有機物の循環を促すこと。

 農園にある植物や、動物・人間の排せつ物などを含めた
すべての有機物を土に還すこと。
 さらに、燃料として以外には、燃やさない。燃やすことで、栄養分になる
有機物が失われてしまうし、地中にある微生物を殺してしまうため。

② 単一栽培でなく、多品目を栽培し、生態系の多様性を促すこと。

 一種類の品目のみを栽培すると、それを好む虫がやってくるが、
たくさんの品目を同時に植えることで、ある種の野菜が虫や病気の
ダメージを受けても、他に広がることを防いだり、害虫の天敵となる益虫を
呼んだり、虫や植物の影響で病気を防いだりすることができるため。
 コンパニオン・プランツを選んで植えることで、お互いに良い影響を
与えあうことができる。
 植える物も野菜や花だけでなく、木も植えてアグロフォレストリーを。

③ 輪作(同じものを植え続けないでローテーションさせる)

 同種のものを同じところに植え続けると、その植物がずっと同じ
栄養を地中から吸い続けるため、土が痩せてしまう。
アブラナ科のものを植えたところには、次はウリ科とか、マメ科とか、
違う科のものを植える。

④ 植物だけでなく、土に栄養をやること。

 土に植えて、土に栄養を与えることで、根っこが強くなり、
全体に栄養が行き渡る。が大事!

⑤ 農薬や化学合成肥料を使わないこと。

 農薬を与えると、虫を殺すと同時に、その植物や土自体も弱くなり、
より虫や病気に弱い植物になってしまうため。有機肥料は、
土を豊かにし、生命力を強くする。
 さらに、生産者と消費者の健康を害するため。

 うーん、この辺が私たちの有機農業の柱でしょうか?

 人によって、定義は違うと思いますが、私たちにとっては、
化学合成薬品を使わないことだけが有機の条件ではないと思っています。
あとは、とにかく自然の摂理に寄り添うこと、自然資源を丁寧に
使っていくことを意識し、パーマカルチャー的な工夫を少しずつしていくと。

 子どもたちに話すときはもう少し砕いた言葉にしないといけないでしょうね。 

 やっぱりキーワードは「循環」ですね。有機物の循環、植える植物の循環、
植物の体内の循環。廻りまわって、多様な生態系がお互いを助け合って、
豊かな「有機農業」が実現できるのではないかと思います。

 ただ、多様性、コンパニオンプランツの威力が発揮されるのには時間が
かかります。さらに、いつも同じだけ、同じ種類の、同じ大きさ・形の野菜が
採れることはまずない。そうすると商業には、やっぱり支障があるんですね。
こういうやり方を消費者が理解してくれない限り、有機農業は広まって
いかないんだろうなぁと思います。ここは、コタカチ郡の行政に期待!

 でも、昨日来てくださった香里さんは、うちの野菜を食べて、
「野菜の味がする!」とおっしゃってくださいました。
それこそが、有機野菜のオイシイところ!

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック