文明の利器

 うちの農園では、自然とか、ナチュラルとか、体を使うことが大事とは
いいながらも、いくつかの文明の利器もあります。

 そのひとつが車。家を作るのに必要な建築材を運ぶのも、
コンポストに使うおがくずを材木屋さんから運ぶのも、
朝市に野菜を運ぶのも車を使います。

 確かに便利。今の生活、正直ないと困る。

 しかし、排気ガスが大気を汚す、車道が森林や畑を壊す、
石油開発が森、コミュニティー、川を破壊する、交通事故などなど、
車がなかったら、きっと世界の半分以上の問題が解決するのでは?
と思ってしまうくらい、きっと、問題だらけの車。

 そして、それに伴う出費はスゴイ。ガソリン代、メンテナンス代、
保険料、車検、警察との折り合いなどなど。それにエクアドルでは、
絶え間ない泥棒との戦いがあります。

 最近も、車のコンピューター制御部分(?)が盗まれました。
30分ほど、鍵をかけて、車を路上駐車していたら、やられました。
ということで、保険会社に連絡して、夜だったので、車を家まで
レッカー移動してもらって、さらに、翌日修理工場へ運ぶ
ことになりました。

画像

↑自宅から工場へ。トホホ。写真でも撮るしかない。
いつ直って自宅に戻ってくるのか不明。

 「持つ」ということは「持たない」ことよりも、こういうリスクが
あるなぁとつくづく思います。しかもハイリスク。

 車の次に大きなものと言えば、耕運機。でも大きなものではなく、
モーターがついた手押しのものです。

 これで、芝ががっちり生えているところを耕したり、畝を作ったり
することが格段に楽になりました。

 しかし、このメンテがまたすごい。中古のものを買いましたが、
モーターはすぐ悲鳴をあげる、刃はすぐぼろぼろになる、
油がいっぱい必要になる、etc…。それにお金も時間もかかる。

画像

↑なんか調子悪いと言って、中身を見ている。

 あまりに問題が多いので、うちにいる牛さんたちを調教して、
彼らに耕してもらおうと言っているのですが、これもけっこう難関で、
私たち自身も、特訓しないと、扱えないらしいです。今、まだ2歳前
だから、時期的にも今を逃すともう無理みたいなのですが、
うーむ。

画像

↑生まれたばかりの頃のユーヤリック。今の写真がないので、
とりあえずこれで。今はこの倍くらいの大きさに育ちました。

 さらにいえば、牛だって、育てるのに、1ヘクタール分の牧草が
いるそう。だからパーマカルチャーコースに行ったとき、
小動物を勧められました。

 スモール・イズ・ビューティフルですね。

 というわけで、便利だけれど、イライラ、イライラだけれど、ないと
もっとイライラ、という変な循環があるわけです。電化製品でも、
壊れることがしょっちゅう。それもあって、非電化製品とか作っている
わけですが、本当に自分でなんとかできるものってスバラシイ。

 でも、今ある利器をなくすには、もっと精進が必要なようです…。



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック