太陽の神様のお祭り

 コタカチは、インティ・ライミというお祭りがあります。

 インティとはキチュア語で太陽。ライミはお祭りのこと。つまり太陽の
神様のお祭りのことなんです。

 インティ・ライミは、夏至から始まり、約10日間続きます。6月に入ると、
人々、特に男のひとは気もそぞろで、仕事なんか全然手につかない。
都市部に出稼ぎに行っている人も帰ってくるほど、先住民族の人たちに
とっては、年に一度の大イベントです。

 このことをだーいぶ前に書き始めたのですが、書き終わらず、
今に至っています。
 
 夏至の日に行われるのは、「開会式」。これは、先住民族の団体
UNORCACにより、「神々の湖」と呼ばれるクイコチャにて行われます。
そこはカルデラ湖で葦や水草が生えないので、魚は住んでいません。
鱒が一度放魚されたようですが、卵を産み、繁殖させる場所がないので、
住み付けないのだそう。水は清廉で、とても透明度が高いのです。

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 この場所で(↑の写真を撮った場所)、土の穴をあけ、お供え物を
します。このときに本来は自分のところで採れたとうもろこしや麦、
あるいは自分たちが食べるごちそう(ぶたの丸焼きなど)を入れるのですが、
私はそれがこの場所で行われるのを知らずに、手ぶらで行ってしまいました。
そういう人は、そこら辺の葉っぱをちぎって入れるのだそうで、娘ムユに
とりあえずちぎらせて、その中に入れました。「いつも自然の恵みを
ありがとうございます、自然の恵みを今年も受けられますように」と祈りながら。

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↑穴に入れる花を持ったまま、ちょっとびびって佇んでいるムユ

 そのあとはもう踊り狂うのがインティ・ライミ。コミュニティー毎で
グループを作って、音楽をひく人を中心に輪になって踊ります。
かなり乱暴な踊りで、コミュニティー同士がぶつかることもありますが
(たまに本気の喧嘩になり、負傷者や時には死者も出るほど)、
でも誰もが楽しみにしているお祭りです。

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 夜には滝でのお清めもあるし、コミュニティーを周り、そこでお酒
(サトウキビの蒸留酒)やらごはん(とうもろこしやらパンやら豚の丸焼きなど)を
いただきながらひたすら踊りながら移動します。おなかがいっぱいになっても、
酔っ払っても、疲れても、眠くなってもひたすら踊ります。そしてこれが1週間以上
続くのです。

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↑独身の頃、先住民族の衣裳をまとって踊る私。

 これがインティ・ライミ。娘ができてからはあんなふうに踊ることは
なくなりました。でも、やっぱり毎年楽しみにしている私がいます。


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