理想のエコハウスづくり (10) ~壁にサボテン?~

 しばらくぶりのエコハウスづくりシリーズです。

 あれから地味~な、下地づくりが続けられていました。それが
一区切りついたので、地下の部分の壁を、テストも含めてやってみようと
いうことになり、自分で家を建てた経験のある、エルネストさん方式を
採用することにしました。

 エルネストさん方式とは、壁の表面を固めるのに、セメントを使わず、
すべて自然素材でやることです。セメントは水分を吸いやすいので
向いていそうで、実は一番向いていない素材だそう。

 その材料は、土、藁、灰、馬糞、パネラかメラサと言われるパネラを
焼いたもの、そしてトゥナというサボテン。私が昔住んでいたチリで、
このサボテンのフルーツをよく食べました。

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↑お花。

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↑フルーツ。でもチリで見たのとは色が違います。

 このサボテンは、うちからそう遠くない(車で20分)地域に道端にあるので、
すごく身近なもの。それが雑草のように(雑草というのは余りに危険な
サボテン)、道にせり出していて、切ってくれるなら、大歓迎!という感じらしいです。

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 近いと言っても、標高計は持っていないものの、おそらく500m以上は
標高が低い地域です。バナナなどもあちらこちらに見られます。

 これに、マチェテ(山刀)を入れると、葉は柔らかく、サクッと切れます。
ただし、このとげは固く、鋭いので要注意。パートナーのエクトルは、
手袋を二重にして、とげを持とうとしていましたが、何かのはずみで
とげがぐさっと手に入ったり、サボテンが落ちただけで、とげが足に
ささったりするので、断念。このとげ、針より太く、超痛そう。

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↑この立派なとげわかりますか?

 ということで、エクトルがざくざく切ったサボテンを、太い木で刺して
私が車の荷台まで持っていくという方法でやりました。

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 葉はやわらかく、木をぶすっとさすと、汁があふれ出てきます。
建築材に使うときは、この葉を刻んで、水につけて、糊状にして、その液体を
つなぎのように使うわけです。

 ちなみに、ここははイマンタグという地域で、私が住む、同じコタカチ郡
アンデス地方でも、民族衣装や髪型が違います。男性は髪の毛が短く、
メスティソのよう。女性は、アナコと呼ばれる民族衣装を着るところは同じですが、
帽子は、男性用のフェルトの帽子をかぶっています。なんだか風景まで
違います。

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 さらに言えば、この辺は、アシエンダ(大農園)が多く、道沿いに
たくさん立派な入口が見えます。スペイン系のアセンダード(農園主)は、
先住民を奴隷として使い、栄えてきたという歴史があり、現在、
山岳地方のアシエンダの多くは、花産業の会社になっています。
おそらく昔よりは待遇はいいのでしょうが、今も先住民の人たちが多く
働いています。

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 本当なら、これらは元々先住民族の土地で、先住民が一丸となって、
占拠して取り戻すという方法もあるようですが…。

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>>続く。

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