停電DAYS

 ここエクアドルは、本来なら雨季のはず。今はたまに
降るくらいで、絶対的な水不足。周囲の畑のトウモロコシは、
穂は立っているのに、実がつかない。水が足らないためです。

 おかげで、昨年から今年にかけて停電が毎日3、4時間くらい
ありました。水力発電用のダムに水が足らないからです。
私は、ラジオや新聞で停電タイムをチェックしておかなかったので、
いつも、必要な時に電気がな~いということが多々ありました。

 とはいうものの、うちの家電は、冷蔵庫、洗濯機、電灯、
ミキサー、携帯電話、そしてパソコンくらい。
冷蔵庫はまぁ止まり過ぎると食べ物がダメになりますが、
野菜とかは冷蔵庫には入れないのでそうダメージは
大きくないし、停電時に冷蔵庫の中身を掃除したりして、
逆に利用したし、洗濯機は元々半分壊れているので
非電化洗濯機で全然OK。電気は、ロウソク、ミキサーがいるような
ものは作らない、で切り抜けられます。うわー、困ったー
というのは、パソコンの充電があまり効かず、Vistaが入っているのに
(いや、だからこそ?)電源が予告なしにバシッと落ちるくらい
でしょうか。データを保存していないときは、怒!でした。
(でもこれは停電に怒!というよりも、ダメダメPCに怒!でしたが。)

 でも、ここ1、2か月くらいは停電はなかったのですが、
おとついから連続で停電が起こっています。おとついの夜は5回。
昨日は3、4回。今日は朝から4回。電気がないことよりも、
ついたり消えたりすることにイライラ。夜も、ロウソクとマッチを
暗闇で探し、つけ、でも電気が戻るとまた消し、また電気が
消え、ロウソクをつけるの繰り返し。キャンドルナイト
楽しむような雰囲気にもなりゃしません。
マッチももったいない。

 これ、日本だったら抗議殺到で誰かの首が飛ぶんだろうなぁ
とのんびり考えられるくらい、エクアドルに慣れてきた私ですが、
さすがに、落ち着きません。

 それにしても、エクアドルでも最新(と信じているほど最新でもない)の
技術や機器は、TVで盛んに宣伝されているし、みんなこぞって
ほしがっているけれど、思考回路そのものも新しくなっている
わけではないんだろうなと思えてなりません。

 よく壊れるし、サービスは悪いし、モノばかり新しくなっても、
それを活かす環境ができていないように感じます。

 方々に聞くと、ここアンデスの農村部で電気が通ったのは
ほんの20年ばかり前。インタグに至っては、ここ4、5年の話です。
みんな電気がなかった時代をちゃんとまだ覚えています。
だから、使いこなせなくてもある意味しょうがない。

 しかも、みんな電気が入って何を買ったかといううと、テレビと携帯
くらいのもの。農村部の女性たちは、洗濯機を信じていないし
(汚れは、洗濯ものを石にぶったたいて、ブラシでごしごししないと
落ちるわけがない)、マメやトウモロコシも薪で炊いたものの方が
おいしいと思っています。

 だから、停電になっても、お困り度は、日本のように、ごはんを
炊くのも、お風呂を沸かすのも、ヒゲをそるのも、髪を乾かすのも、 
電気が必要になる国よりは、断然低いわけです。

 そもそも社会情勢もあんまり安定していないので、少々の
ことではびくともしないし、ラテン気質ですべて「なんとかなるさ」。
それで困らないわけではないですが、それも含め、ある意味、
無敵なわけです。しかし、やっぱりそれも、たまりすぎると、
「ストライキ」や「暴動」につながるというのが、南米らしいところ?

 …なーんてことを暗闇でつらつら考えました。

 つくづく私も無敵になりたいと、やはり電気をできるだけ使わない生活&
代替エネルギーを作れるようにならなければ、という思いを
新たにしました。

画像

↑停電中でも、懐中電灯をつけて根性で本を読もうとする娘ムユ。
でも目が悪くなりそうなので、止めてもらいました…。
 

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