ニワトリさん物語④ ~タマゴのために~

 卵です。

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 しばらくぶりの、うちのニワトリさんの卵ですっ!(狂喜)
 
 私たちは新鮮な卵をいただくために、ニワトリを飼ってるんですが、
卵を産んでくれるようになるにはけっこう大変だなというのが、
飼い始めてからの実感。

 まずヒヨコが死んでしまう。白状すると、以前買ったヒヨコたち
全滅しました。(まおちゃん、まゆちゃん、ごめんね…。)
日本語でなんて言うんでしょうかね、卵を産む専門のニワトリ
(スペイン語で、ポネドーラ)を買ったのですが、温かい保育器で
生まれ育ったヒヨコたちは、外の環境に慣れず、次々と風邪をひき、
死んでしまいました。温かい避難所(ビニールで覆った場所)も
作りましたが、ダメでした。

 そこで、買ったのはマエストロのうちのヒヨコさんたち。
同じような環境で育った放し飼いのニワトリさんたちは、
深窓のお嬢様たちと違ってたくましい。おかげで、どの子も
死なずに、大きくなりました。2羽ほど、囲いを抜け出して、
犬に食べられてしまいましたが、それはそれ。

 私たちの鶏小屋は、囲いはあるものの、ぎゅうぎゅう詰めで
飼っているわけではありません。だから、運動量もそれなりにあるし、
灌漑用水路が通っているので、いつも新鮮な水を飲めるし、
雑草もけっこう食べていますから、健康なニワトリだと思われます。

 えさは、基本的にトウモロコシ(モロチージョという、見た目
まるで蝋で作ったかのように見える濃いオレンジ色の
トウモロコシ)です。その他、緑色の菜っ葉や、フルーツの皮や
トマトの虫食い部分なんかをあげています。さらに、卵の殻を
からっからに天日干しして、砕いて、カルシウムの補給に
あげています。卵の殻を丸のままあげてしまうと、ニワトリさんたちは
自分の卵まで食べてしまうので、できるだけ細かくします。
でも、卵の殻は、あまりお好みでないようなので、
卵の殻をあげるときは、トウモロコシも砕いて、混ぜてあげています。

 量は基本的に、あげてから15分以内に食べきる量がいいそうです。

 でもこれだけでは卵を産んでくれないのです。

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↑グループのボス。一番食べるくせに、一番ナマケてる人。

 私たちがあげているエサには、炭水化物、ビタミン、カルシウム、
鉄分なんかが含まれますが、足りないのは、おそらくたんぱく質。
囲いがあると、虫の量なんかが、完全な放し飼いと比べて
少ないのでしょう。

 畑を耕す度に出てくるイモムシや、キャベツの葉っぱなんかに
ついているアオムシ、そこらへんで死んでいるカナブンなどを
集め、あげています。それが続くと、一個卵を産んでくれる。

 でもしばらくあげていないと、卵はなし。市販のエサには、
たんぱく源のものも入っているみたいですが、市販のエサは
買いたくない。お金もかかるし、何が入っているかイマイチ
わからない。怖いので、あげたくない。
昔の日本って、みんな何あげてたんだろう。(イメージでは
トトロの頃)大豆とかかしら?

 今、卵を産んでくれても、けっこう小さく、ヒヨコに孵しても
ちゃんと育ってくれないような気がします。

 二つの囲いも意味ないことが発覚したし、(←まだ引きずっている。)
じゃぁ放し飼いにしちゃえばいいじゃんって話になるかもしれませんが、
放し飼いにしちゃったら、野菜の苗やら種やらが根こそぎやられて
しまいます。

 外部からエサを買うことも、囲いを撤去することもできないので、
現状維持。今のままで頑張るしかない。

 ニワトリさんが卵を産むのは、環境と体内に入れる栄養が
きちんとそろったときなのだろうと思います。人間の思惑通りに
産むわけじゃない。だから、卵がほしいなら、それ相応の努力や
理解が必要なんだなぁと思いました。当たり前のことですが、
これもいのち。私たちのために存在しているわけではなく、
ニワトリさんは、ニワトリさんたちのために存在しているんですね。

 そして私は、健康な卵のために、虫をひたすら求めながら
農園内をフラフラ歩き続けるのです…。


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この記事へのコメント

まゆ
2010年02月12日 18:15
あのときのひよこさんはお嬢様だったんですね…
狭い箱の中にいたひよこが広い囲いの中で走り回る姿は幸せそうに見えたけど、、
私がいい環境と思うものは、そのひよこにとって必ずしも生きていける環境ではないんですね。

生き物を育てるってやっぱり難しいです。でも、何とかいい生き方ができるように努力するしかないですもんね!!その努力に終わりはないって昔動物園の先輩に言われました。だからどんなに長く飼育員を続けても楽にはならないって。

マエストロのひよこは元気そうでよかったです☆そういえばうちの実家でも虫を見つけたらとにかく鶏に与えてました(笑)そしてお正月のお雑煮にして食べるのが毎年恒例でした★

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