パーマカルチャーへの挑戦 (1)

 パーマカルチャーとは、を云々するのは、たくさんの本や、
ウェブサイトがあるので、ド素人の私が言うのは憚られます。

が、思うに、自然の摂理にしたがって、そこに住む人の必要なものを
満たすために、ライフスタイル、とくに農業をデザインしていくことだと
解釈してます。

 さらにすごーく、ワタシ的解釈をすると、一粒で、3度オイシイ、
あるいは、私の座右の銘である、「ナマケるために最大の努力をする」
ということでもあると思います。人間が、いくらどんな技術や知恵を
もってしても越えられない自然を、自分たちの生活や農業の
味方にして、「自然」にやってもらうというわけです。

 でもその「自然を摂理」に沿うというのは実は大変なもの。

 自然の摂理を見極めるには、相応の知識と、時間が必要です。
私は、最初パーマカルチャーを知ったとき、日当たりがいい場所には、
太陽を好むものを植える、敷地の高いところに家を建てる、くらいのことを
思っていました。それらは間違ってはいないものの、ものすごーく
表面的なものでした。

 日当たりが良い場所、というのは、日当たり以外にもいろんな
要素を含んでいます。風が強く吹くところだったり、湿気が多いところ
だったり、土の質だったり、など、とにかく、自然の要素、というのは、
ひとつにあらず、なわけです。それに加えて、人的なもの、たとえば、
公道のそばで車の排気ガスがあたる場所だったり、家のそばか、
そうでないか、そういうものも影響してきます。

 まず、私たちの最初の失敗です。

 それはここに住む前から、やってみたかった、
「スパイラル・ハーブ・ガーデン」です。

 渦巻状に、中心から周囲へ、どんどん低くして、立体的な形を
つくることにより、水はけや日当たりが異なる環境を小さなスペースに
つくることができるので、水分を好む、逆に、乾燥を好む、
日当たりを好む、逆に、日陰を好む、など、様々な特質をもつハーブを
狭い場所で育てられるという、素晴らしいハーブガーデンです。 

 ところが、です。やっぱり土の性質も、そのハーブガーデンを
作った場所も、それぞれのハーブの特質も、自分が何を必要と
しているのかも(この点も意外に大事)、なーんにも理解していない
状態で、なんとなくこんな感じだろうとやったので、失敗しました。

画像

↑作ったばかりの頃。期待に胸を膨らませてました…。

 段差があまりなかったし、少しナナメにできあがってしまったので、
水が、上から下へとらせん状に流れず、てっぺんから、直接
北側のみに水が流れてしまいます。

 最後の水が流れる貯水池は、犬の飲み水場となり、水は
いつも枯れている状態。(そこにカエルに住んでもらって、いっぱい
ハエを食べてもらう予定だった。)

 「あれば素敵」と使いもしないセージなどのハーブを植えても、
結局使わないから、生え放題。でも手入れしなかったので、
いつの間にか、消失。そして逆によく使うような、パセリは
またたく間に、使い切ってしまい、これまた、消失。そしてそこにすぐ、
別のものも植えず、放っておいたので、芝が生え放題。

 カモミールは、水はけのよい場所(土)が必要。植えたところでは
生えず、むしろ、家の日当たりが悪く、砂っぽいところで、
咲き誇っていました。

 アロエやレモングラスなども、必要な水分や日陰などがなく、
ゆえに生えているけれど、貧弱で、香りも少ないものです。

 家の近くに作ったけれど、裏に作り、ドアから遠いので、意外に
使いづらい。おまけに道路側なので、排気ガスたっぷり?

 今、生き残っているのは、ローズマリー、貧弱なオレガノ、
レモングラスとアロエとタイムだけ。唯一すごく生えているローズ
マリーですが、なんというか、使うけれど、バカバカ使うわけでは
ないので、これだけのスペースに、ローズマリーだけという、
逆にスペースでは損をしているような気さえしました。

 などなど、挙げればキリがないのですが、とにかくやってみない
ことにはわからん!ということで、こういう失敗も学び、学び、です。

 思うに、昔の人は、もっともっと体で、生活で、何世代にも渡って
ちゃんと、自然に沿うということがわかっていたのではないでしょうか。
だから、パーマカルチャーと銘を打たなくても、ふだんの生活が
すべてパーマカルチャー的だったのではないかと思います。
だから、先人たちの知恵には、そういうものが見えるわけです。
でも、私を含めた鈍感で凡庸な現代人には、そういうことが
わからなくなってしまった。だから、その感覚を得るためにも、
チャレンジあるのみ!です。


>>続く。 

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