パーマカルチャーへの挑戦 (8) ~パーマカルチャー講習・エル・ミラグロ後編~

 さて、エル・ミラグロ編最後です。

 他にもできること、やるべきことがたくさん。

 ロナルドさんに指摘されたことは、道。道をうまく作らないと、どこでも
歩いてしまって、使える土地も、硬くなってしまう。

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↑まさにそういう場所。焚火をするところまで好き勝手歩いて
いるので、そこ全部が薪でお湯を沸かすとき、ハーブティーが
作れるように、ハーブガーデンを作る。

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↑一見、なんとなく整然としているように見えるけれど、
実は無計画。無駄になっている土地多し。

 その他、ロナルドさんにはいろんなお話を伺いました。

 メインのラウンド・ハウスの裏方は少し山っぽくなっているのですが、
そこには数本の木しか植わっておらず、どんどん土壌侵食が
起こっています。つまりどんどん砂が滑り落ちてきているのです。
これを防ぐには、レモングラスが有効だそうです。すぐ育って、
根が強いので土壌を抑え、なおかつ匂いで、ネズミを
寄せ付けないのだとか。家のそばですから、対ネズミ対策は超重要。
もちろんハーブとしても、使えます。

 エル・ミラグロは、人里離れているので、ゴミ処理も自分たちで
やらなければなりません。燃えるゴミと生ごみは循環させることが
できるけれど、プラスティックやビニールなどはまとめて埋めるしか
ありません。その辺にポイポイ捨てるよりはいいけれど、でも、
もちろん環境への負荷があります。

 ロナルドさんの提案は、ペットボトルに、入れられるゴミをつめて
(ビニール袋だったら、500mlのペットボトルに20~30枚くらい入る
みたいです。それを建材として使うのです。ペットボトルに入らないものも、
同様に、土台の素材として使ったりすると。エル・ミラグロでは、土壁や、
コンクリート壁を使っていますが、そこに塗り込めてしまう。なるほど、
ゴミとしての処理を考えるのではなく、一資源として考える、ということですね。

 エル・ミラグロのちょっとできそこないの五右衛門ぶろ
お見せしたところ、グアテマラのマヤの伝統サウナの話を
してくれました。サウナ専用の小屋みたいのがあって、石を摘み、
外に取り付けた竈で温めると、1週間もずっと熱いのだとか。
さらに、石にかける水はハーブ入り。だから健康にもよいのだそうです。

 あとこれまた私にとって、「アイタタ」だったのは、種の話。
種が発芽するのに必要なのは、熱と空気と水だけ。
種は、元々発芽するのに必要な養分を持っているので、種を
植えるときには、栄養はいらないという。

 ええええ????栄養がいらない?

 では、私たちが作った、鶏小屋兼苗床は、つまりは、
意味なしということ?マジっすか?
(今まで胸張ってみんなに言っていたのに!ボランティアさんたち
ごめんよー。アタシが間違ってたよー。)

 ロナルドさん曰く、「だから新芽にはいっぱい栄養があるって
言われているだろう?」確かにカイワレとか、ブロッコリーとか
アルファルファのスプラウトにはいっぱい栄養があるって
書いてあるし、健康食品として売ってるけど、えええ?
(↑どうしても信じたくないキモチ

 まぁ、つまりは、鶏小屋は種を播く場所ではなく、普通に
育てるところとして使えばいいんですが、それにしても…!

 うー、思いこみって恐ろしいですね。農業も、生物学もちゃんと
学んでない、行き当たりばったり、なんとなくフィーリング農家な私は、
猛烈に反省いたしました。

 だから種を発芽させるのに最適な場所は、ビニールハウスで、
土よりも水はけのよい砂の上が良いそうです。

 ショック大でしたが、一つだけいいことが。

 私の娘ムユの名前は「種」を意味します。種はそれだけで必要な
栄養分をしっかり持って、熱と水さえあれば、ちゃんと発芽する
パワーを持っている。改めていい名前つけたなぁと思いました。
(↑悔し紛れの自画自賛)

 夜、そしてスゴイことが。焚火していると、そのそばでガサゴソ
音がする。何かと思って、懐中電灯で照らしたら、なんとアルマジロ
でした。残念ながら写真には撮れませんでしたが、エル・ミラグロに
何年も通っている私も初めて見ました!
私たちのパーマカルチャー講座の素敵な〆になりました!

 ロナルドさん、どうもありがとうございました!
教わったことをいっぱい活かしていきます!いつかグアテマラの
ロナルドさんのところに行ってみたいなぁ~。



>>続く。

 
 

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