理想のエコハウスづくり (6) ~やば・どき間取り~

 前回の間取りは、実は、全貌を明かしていません。

 と言うほど大袈裟なものではないのですが、私たちは、今後たくさんの
保存食などをしまったり、熟成させたりする場所がほしい&十分な
収納場所がほしいと思い、地下室を作ることにしたのです。

 ドイツ人の友人のソニャが、「ドイツでは、家の総面積分そっくり
地下がある家が多い」と言っていて、それに触発されたというのも
あります。

 といっても総面積分の地下は大きすぎるし、家を支えるだけの
支柱などのことを考えると、大変すぎるので、三分の一くらいに
しました。でも地下室なんてほんとにできんのかな…。

 これはさすがに手作業ではできないので、ブルドーザーをお願いして、
掘ってもらいました。一時間いくらでお願いできます。

 ブルドーザーで掘ってもらうとき、それまでああだこうだ言ってただけの
家づくりが、本当に本当に始まってしまう、これで後戻りできない、
もうここでやるんだという怖さとわくわくが混ざった高揚した気持ちに
なりました。

 それと同時に、「自然破壊」をしているという実感も。

画像

↑どんどん削られていく土。まさに破壊です。どんな素材を使おうが、
やり方をしようが、自然に大きな影響を与えます。

画像

↑こんなデカイ穴が!

 この土は、日干しレンガの材料にして、地下室の壁に使います。
これもちょっと木の考え方と一緒で、そこの土で作ったものの
方が、長持ちすること、そして、他の土地の土と混ぜて作ると、
劣化が速いということも聞きました。あるいは、他の土で作った
日干しレンガを一緒に使っても同様だとか。

 日干しレンガは、灰と水と土で作ります。灰を混ぜると強くなるの
だそうです。これはここの先住民の昔からの日干しレンガの
作り方です。灰は五右衛門ぶろを炊いたときの灰を使います。

画像

↑日干しレンガを作っているところをカメラに収め忘れたので、
ちょっと写ってる写真です。左端に写っているのわかりますか?
砂場(?)ができたので、せっせとお仕事をするムユ。

 これで本当に踏み出したという感じです。

 以前も取り上げた"The Cob Builders Handbook"に、道を作ることは
それだけで大きな環境破壊だと書いてありましたが、家を作ることも
そうだなと思いました。掘ったことだけでなく、木を切る行為も然り、
それを運ぶ行為も然り。ただでさえ、破壊なのだから、せめて、
できた後は、地球にやさしくありたいものだとつくづく思いました。

 人間も自然の一部でありながら、その営みはどうしても自然破壊に
つながってしまう。食べることも、排泄することも、寝ることすら。そう思うと
苦しくて、何にもできない無力感を感じたり、自分を責めたりして
しまいますが、でも、だからこそ、できるだけそうでない方向を模索し、
できることをしていくしかないという思いを毎回強くします。



>>続く。


 

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