水のフォーラム IN コタカチ

 9月末日、今度はコタカチで水の(法律)フォーラムがありました。

 参加者は、主催者側が想定していたよりも多く、急きょ、
場所移動から始まりました。

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 内容は概ね、今度の水の法律について、企業の私有化の問題と
環境への影響の問題について話されました。
話されたと言っても、新しい水の法律には、これこれ
問題があると、専門家が言っているだけ、という印象でしたが。

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↑左から国会議員、Accion Ecologica
Foro Nacional de Recursos Hidricos、ファシリテーターさん、
FENOCIN(Federacion de Nacionalidades Campesinas, Indigenas y Negras)
からのパネラーさんたち。

 ただ、そのパネラーの中に、コタカチ出身の先住民の国会議員が
いました。彼は実は、先住民の間で、ここ数年評判がめちゃくちゃ悪い人。
まぁ私も噂はたくさん聞いていましたが、でも公の場で彼の講演を聴くのは
はじめて。しかし、プレゼンも、我々は新しい法律のためにこんだけ
がんばっているということを強調しているだけのもので、なんだこれ?という
感じのものでした。そしてオープンマイクのとき、彼への攻撃が始まり、
かなりヒートアップし、何のフォーラムだかわからなくなってしまうほど。

 ただ、先住民の人が先住民を政治家として選ぶとき、それは
心から本当に期待しているからこそ。それが裏切られた時、
その攻撃は半端ではありません。私は聞きながら、
今は水の問題について話すべきで、それを言うときではないのに、
とは思いつつ、でも今言わなければ、地元出身の国会議員に
会う機会はないのかもなぁとも、こういう公共の場で言わないと、
こういうタイプの政治家は動かないのかもなぁとも思いました。
結果としては、議論のテーマがずれすぎたのと、攻撃が加熱しすぎな
感はありましたが、私としては、まぁ、彼は攻撃されて当然なんだなと
思いました。

 でも素朴な疑問的な質問もあって、水の法律のことがよくわからない
人にもわかりやすかったのではと思うこともありました。
(なぜ、政府は私有化したいのか?とか。)

 その他、自分はこう思うという意見もたくさんあって、その多くは、
環境への影響への心配や植林プロジェクトへの提言などで、
一般市民の関心の高さを伺わせました。農村部以外の人たちの
参加もたくさんあって、たとえば鉱山開発とか石油とかバナナとか
じゃなくて、コカコーラはどうなんだなどの意見もあって、
興味深かったです。(余談ですが、日本のサントリーは、おいしい
水のおかげで商売ができるということで、森林保全をしているとか。)

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↑インタグの環境保護運動家のポリビオさん。

 しかし、終わったあと、お昼ごはんが参加者に出されていましたが、
使い捨て容器を使っていてがっくり。もらわずに家に帰りました。

 がっかり…。そういうところが大事なんだってば。


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この記事へのコメント

toko
2009年10月10日 04:09
水の私有化? それはとても危険じゃないのかな。
買い占められたら貧しい人は生活できないのでは?
ワダアヤ
2009年10月10日 04:24
tokoさん、コメントありがとうございます。
「水の私有化」はまさに危険なので、
それでエクアドルの先住民、特に
アマゾン地方の先住民たちは大規模な
ストライキを敢行しました。

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