非電化生活への道 其の五 ~今度こそ非電化冷蔵庫を!~

 数年前、ボスの中村さんから聞いた、「非電化冷蔵庫」
というものの存在。

 「非電化」という言葉も新鮮だったし、なおかつ、ソーラーパネルなどを
使っても難しいという「冷蔵庫」を電気なしでやるという発想が、たまらく
魅力的でした。それ以来ずっと、ずーっとやってみたかったその冷蔵庫。
でも、やりかけては、放置し、またやろうと思い立っては、投げ出しの
繰り返しでした。

 でも、今度こそ、と思って、先週うちにきてくれたゆうすけくん、かおるくん、
そしてちさちゃんという3人のボランティアさんたちがいるときに、やろうと
決心しました。

 この仕組みは、ちゃんと私はわかっているのか微妙ですが、
私が理解するに:

① 断熱材で包んだ箱を用意する。

 断熱材付きの箱は、パートナーのエクトルのお姉さんが壊れた
冷蔵庫を使うことにしました。そもそも箱の中をひんやり保つという
目的故に、ぴったり(のはず)。中村さん曰く、非電化製品の
発明家の藤村さんも、最初は古い冷蔵庫を使われたとか。

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↑冷蔵庫の中身を出したところ。右はじに見えるのが、元の冷蔵庫の
外側。

② その中に、墨汁を含ませた水を入れたまっ黒いペットボトルを
敷き詰める。

 黒いペットボトルは、冷蔵庫の中で発生する熱を吸収する
役割だとか。墨汁を使うのは、沈澱しにくいからだそうです。

 ちなみにペットボトルは、エクトルが近隣の山をガイドする際、
参加者に配布するペットボトルを回収して使用しました。これだけの
数をためるのに、けっこうな時間がかかりました。今回使用したのは、
119本。

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↑みんなでペットボトルに水を入れました。

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↑いったんペットボトルをしきつめて、固定するための針金を通す穴を
あけてました。

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↑それから、冷蔵庫の内部も黒く塗ってみました。
(これがいいのかは、あんまりよくわからない。なんとなく雰囲気で。
さび止めも兼ねて。)それから改めて、ペットボトルを敷き詰めます。

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↑ある程度つめてから、冷蔵庫の外側の中へばこっとはめます。
それから、入るだけ敷き詰めました。

③ 二重扉を作る。

 内側の扉は、黒い鉄板。外側は断熱材付きの扉。晴れた夜に、
外側の扉を開けることによって、放射冷却という現象を利用し、
箱の中の、ペットボトルに吸収された熱を外へ逃がします。
そうすることによって、中の温度をぐっと下げることができるのだそうです。
外へ熱が出やすいよう、冷蔵庫は横にし、傾けて置きました。

 私たちは普通の冷蔵庫を使っているため、内側の黒い鉄板が問題。
そこで、どうやるかわからないため&以前、モンゴルにいって、
藤村さんのモンゴルにおける非電化冷蔵庫プロジェクトを手伝いに行った
という三中西さんご夫妻からアドバイスによると、夜扉をあけっぱなしで
よいならば、扉は1枚でOKとのことなので、黒いビニールを載せるだけに
してみました。

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 ということで、実質的にこれで完了。

 さて、9月3日の開始時は22℃でした。
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 そして数日、夜にドアを開けたりした後、9月7日は…

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見えにくいですが、12℃まで下がりました!

 みんなで手を突っ込んでみて、ちょっとひんやり感を
実感しました。中の空気も冷たいし、ペットボトルは
もっと冷たかったです。

 でもまだそこまで冷たくはないので、まだ何も入れて
いないし、開けすぎると冷気が逃げそうで、ちゃんと
開けることができないです(笑)。ふたが重すぎなのも、ちょっと
難点かも、です。

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ゆうすけくん、かおるくん、ちさちゃん、ありがとう!
(かおるくん、あんまりちゃんと見えなくてごめん…。)
おかげ様で完成にこぎつけることができました。

 夜、開けるのを忘れたり、明け方閉め忘れたりしているのにも
関わらず、10℃下がっていますので、これ、ちゃんと繰り返せば
もう少し下がるのでは???目指せ5℃!!!しかし
夜明けに、閉めに行くのがめんどくさいっす!
つまりは、まだ改善の余地があるということですよね。
洗濯機のように、少しずつ改良していければと思います。

 それにしても、非電化製品を考えているみなさんって
本当にスゴイ。廃品からできて、楽しくて、できたら嬉しくて、
そして電気を使わずに、機能する。
もっともっと取り入れてみたいな~。



 

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