コミュニティープロジェクト② ~コミュニティーの懐へ~

 前回からの続きです。

 そこで、コミュニティーの役員やら、委員やらに集まっていただくことを
お願いし、私の考えていることを、伝える時間をいただきました。

 私は、今まで主にインタグ地方で、女性グループや
コーヒー生産者とのフェアトレードに従事してきたこと、
ナマケモノ倶楽部というNGOで活動していて、
「人と人、自然と人のつながりなおし」ということを
目指して「スロー」という言葉をキーワードに活動してきたこと、
その中に「自然保全」や「フェアトレード」、そして「コミュニティー」というものがあること、
このコミュニティーにあるものを大事にしながら、
新しいオルタナティブを見つけることができたらと
思っていること、それをみなさんとできたらと思っていることを
伝えました。そしてこのことに取り組むチームを作りたいと。

 でも、反応はない。難しい顔をしてみんな黙っている。
私にアドバイスをくださった、ラファエルさんが、キチュア語で
私が言ったことを説明しなおしてくださいました。

画像

↑公民館の中。激寒い。

 一人の女性がポロリ。
「で、どんなプロジェクトをするの?」
それをかわぎりに、
「ボランティアではできない。」
「言っている意味が難しすぎてわからない。」
「RUC(税務署登録番号)がないと、プロジェクトはできない。」

 ネガティブな発言ばかり。しかもキチュア語でばばーっと
言われてしまう。隣にいるエクトルにちょこちょこ聞くけれど、
全部が全部ニュアンスまではわからない。でも「意味がわからない」というフレーズは、
「私はキチュア語がわかりません。」というフレーズを
よく連発している私には、わかる。かなりそれが繰り返されて
いるのもわかる。

 前々から説明をしていたラファエルさんが、私の言いたいことを
キチュア語で補足説明をしてくださっているよう。

 これがコミュニティーと話すということなんだと強く実感
しました。3年ここに住んでいるとはいえ、私はまだよそ者。
キチュア語もわからない。コミュニティーのこともまだわかっていない。
気持ちがどんどんしぼんでいく。

 とりあえずそのチームを作ることに賛成か否か。村長さん、
すなわちラファエルさんの息子さんのハイロさんは、
「僕は賛成です。反対の方は意見をどうぞ。」
 
 意見なし。というか、みんな声は小さいけれど、
「いいんじゃないの」という言葉がぼそぼそ聞こえる。

 さらにメンバーは、ハイロさんが指名した、
ミゲルさん、さらにミゲルさんが指名したラファエルさん、
ハイロさん、フランシスコさん、エクトル、そして私の
6名に決定しました。

 ラファエルさんは、これは遊びではないし、やるにしても
相当の勉強、調査などが必要になる、ものすごく責任を要する仕事だ。
生半可な気持ちではできない。ここに入るメンバーはその覚悟がある。
それを他の人もできるときにはサポートしてほしいと言ってくれました。

 かなり内輪メンバーですし、そう積極的な賛成があった
わけではありませんが、でもコミュニティーの役員、委員の
承認されたので、これで、とりあえず(大きくふーっと息が出ちゃう)
チームができました!

 来週、このチームのメンバーのミーティングがあります。
まずは、このチームの役割や仕事やり方などを決めて、コミュニティーの
総会に提出します。そこで、またチームの意味などを最初っから話し、
チームを改めて承認してもらい、進めます!


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