私の仕事の裏側

 私の仕事は一言で言えば、エクアドルに関することの
コーディネーター役。

NGOのナマケモノ倶楽部
エクアドルの有機コーヒーを輸入するウィンドファーム
エクアドルのフェアトレード雑貨を扱うスローウォーターカフェ
の三団体に所属させてもらっています。
コーディネーターというよりも、主に、翻訳や日・エクアドルの連絡係を
しています。

 上記の仕事のフィールドは、エクアドル北西部にあるコタカチ郡インタグ地方が
メインです。キトから最短ルートだと車で3時間ほどのところです。

 ここに住む人たちは本当に優しく、たくましく、つつましやかな
人たちばかり。彼らは鉱山開発のような破壊型ではない、自然や人々と
共存していくオルタナティブの道を選び、日々取り組んでいます。詳しくは↓をどうぞ。
「インタグコーヒー物語」

 インタグというところは、まだ原生林が残り、たくさんの森、そこに住む動物や鳥たち、
そして木々や花があふれる美しいところ。私は、森、というか自然の美しさ、大切さを
ここで学びました。いわば、今の私の出発地点です。

 しかしこの地はなかなか手ごわいのです。

 私はコタカチ郡の中心地にほど近いところに住んでいるのですが、
東京都並に大きいコタカチ郡なので、中心地からインタグ地方の入口まで、
バスで2時間半もかかります。距離で言えば、50kmほどなのですが、
ガタガタ、うねうね、ドロドロなので、ゆっくりいかないといけない。

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 でも乾季ならまだいいのです。雨季には、様々な地点で、土砂崩れが起こり、
バスも通れず、トラクターが来るのを何時間も待ったり、他のルートを通ったり、
土砂崩れのこっちとあっちで、乗客をスイッチしたり、通れそうな4WDの車に
乗せてもらったり、とにかくありとあらゆる方法を駆使して、移動するのです。
最終的にたどり着けず、引き返したこともあるくらいです。
ついでに言うと、ひどい道だから、車の消耗が本当に激しく、タイヤのパンクも
しょっちゅうです。

 長時間のこのような道での移動もそれはそれで疲れるのですが、
それよりも、着くかなとか、帰りはバスでるかな、バスはどのルートを
通るんだろう(道の具合によって、ルートがその場で変わる)、そういう心配も尽きません。

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 さらに言えば、電気も最近入ったばかり。電話はないところの方が多い。
通じないことも多々あり。

 でもそんな中でも、この地域は、本当に頑張ってきたと思います。
エクアドル全国レベルで見ても、これだけインフラが整っていないにもかかわらず、
草の根環境団体があり、この地方の新聞があり、ラジオ局があり、図書館があり、
地産地消を推進する団体があり、小水力発電を進める団体があり、女性グループがあり、
道々にコミュニティーの看板があってメッセージや標高などが書いてあり、今病院を
作っている地域なんて、絶対に他にないとすら思ってしまうほど、すごく
オーガナイズされている地域だと思います。感嘆に値します。
 
 正直言って、雨季など、考えるだけで胃が痛くなるような移動などを面倒くさいと
思わないと言えばうそになります。特にムユと一緒にバスで移動するとなると…。
つい先日も、エラいめに遭いました。でも、それでもやっぱり行ってしまう、
素晴らしいところです。そして行くたびに、いろんな面で、本当にいろんな人に
助けられるのです。

 次回以降、少しずつ、インタグやその他の地域の魅力を書いていきます!
(今回は、先日のムユとの二人旅があまりに疲れたため、いかに移動が
大変かそれが書きたくなったのです…。ちなみに写真は今回の写真ではなく、
まだ余裕があった昔撮った写真です。)

 

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